2010年2月5日金曜日

『命と向き合うデザイン』 

 全体価値



大抵の人は、
与えられたモノに対して、
最初は満足しても、
だんだん慣れて来ると、飽きてしまいます。

または、
慣れて来ると、使い方が変わります。
手間をかけなくても良くなります。

むしろ、
できるだけ手間をかけたくないと
考えるようになります。

システムはその現象に対して、
バージョンアップという方法で、
満足度の取り戻しを計ったりします。

しかし、
元来、ウォンツを満たしている商品は、
満足感を与え続けることが
できるのではないかと考えます。
それは、
所有される機能によるものです。

所有される機能が、
使用される機能を含むと
考えるならば、
それは勿論、付加価値などではなく、
全体価値でしかありえません。

contextとcontentsの関係で
考えるならば、
contextがなければ、
contentsは自分が居るべき場所を
確保することができません。
つまり、
使用される機能が存在するためには、

所有される機能は必然なのです。

デザインは全体価値です。
所有される機能がなく、
使用される機能だけが存在するところに、
デザインはありません。