2010年2月13日土曜日

『命と向き合うデザイン』 

 恣意性



signifiéはsignifiantに依存しません。

そのため、
「dog」と呼ぼうが「犬」と呼ぼうが、
同じものを指し示すことができます。

これがSaussureによって考えられた
langueという概念です。
「社会的な記号の体系・規約」という意味であり、
言語の社会的側面を持つものと言えます。
各言語によって特定であり、
用いる人が変わっても意味は異なりません。

一方、
langueと対照的に考えられたのが、
paroleという概念です。
「意志と知能の個人的行為」と言われています。
用いる人によって意味が異なるものです。

つまり、
langueという体系化された決まり事を、
各言語単位が持つことで、
更に、
その決まり事が言語圏毎に周知になることで、
signifiéがsignifiantに依存せずに
存在できることになります。

dogでも犬でも同じ意味を持ちます。

これをスケッチで考えてみるとどうなるでしょう。