2010年2月18日木曜日

『命と向き合うデザイン』 

 "言語道断"



禅問答とは、
「禅家で、修行者が疑問を問い、
 師家がこれに答えるもの。
 転じて、ちぐはぐで分かりにくい問答。」
とのことです。
師から修行者への答えが
ちぐはぐで良いのか?という疑問は残りますが、
一般的に、
言葉でのやり取りでは、
こういった現象が起こります。

そんな現象を打ち破る言葉が、
道元の教えにはあります。

言語道断

言語道断とは、
「言葉で表現する道が断たれる。
 言葉ではとても表現できない世界観」とのこと。
転じて、
デザインにおいては
「「ことば」にならないから「かたち」にする」
と表現されます。

デザインは「かたち」をつくることで
問題解決をします。

形而上者謂之道、形而下者謂之器

形而上的なものが捉えにくいのは、
形になる前だからです。
しかし、
それは必要なモノです。
器・外見となって現れるのは、
道・内面だからです。

その境目にあるのが概念としての形です。