2010年2月9日火曜日

『命と向き合うデザイン』 

 変と不変



「スケッチ」と「言葉」の関係
書くつもりでしたが、
改めて、
もう少し調べてみたくなったため、
ちょっと置きます。

「ちょっと置きたくなった」理由を
考えてみます。

以前読んだ本を
数年経ってから読み直してみると、
「あれ?こんな意味・内容だっけ?」と
思うことがあります。

書籍やそこに書かれている文字は、
時間の経過とともに古くなります。
ただ、余程の時間が経たない限り、
読み取れる文字の形は変わりません。
一方、
読み手である「自分」も、
時間の経過とともに年を取ります。
ある程度の年齢になってからであれば、
文字を読み取る能力は変わりません。
しかし、
読み取った文字から抽出される意味・内容に
変化が生じていることになります。

多かれ少なかれ、
誰もが経験することですし、
ある意味、「当たり前のこと」と
言われてしまうことですが、
よく考えてみると、
不思議なことであり、
且つ、
人との「対話」や「コミュニケーション」が有する
問題点や難しさを考えるための
鍵が隠されています。

一人の人間の中でも、
時間によって言葉から得る内容が
異なるわけですから、
それが他人同士では、
尚更、異なる可能性が高くなります。

それでも人間は、
言語によるコミュニケーションが成立すると信じ、
多くの場合、それを実現しています。
自分の中でも異なることがあるくせに。

これは言語が有する、
抽象性と曖昧性による効果です。
このことを考えるために、
ちょっと置くことにしました。