2010年3月5日金曜日

『命と向き合うデザイン』 

 2)HTML、の前に



HTMLは、
プログラムとしての言語というよりも、
一般的な視点から言えば、
markup languageというだけあって、
まさに、
表現手段としてのプログラム、
という認識が強いのではないでしょうか。

私が大学に入った頃、
丁度、
インターネットだ、電子メールだ、
と世の中が活気づいてきました。
私が入学した大学は、
師の意向により、幸いにも、
「試験に通ればアカウントがもらえる」
という環境でした。                                       

その試験とは、
「紙に書かれた用語の説明をせよ」と言うもの。

今でも覚えています。
私に与えられた用語は「アカウント」。
今から十数年前、
その言葉に英単語以上の意味は、
考えられませんでした。
勿論インターネットでも調べられません。
(その権利を得るための試験ですから)

英和辞書を使って調べた答えを書いて
持っていきました。
当然、不合格。
当時の辞書に、インターネットでいう処の
「アカウント」の意味が
載っているわけがありませんでした。

そんな試験を受けて、
多分、アカウントをもらったのは、
学年の中で最初の方だったと思います。
という事は、
学部の中で最初の方だったという事で、
それがまた大変の元でした。
周りの人間で、
インターネットの事を知っていたのは、
確か3人程度でした。

兎に角わからないことだらけ。
アカウントやら、
パスワードやら、
なんか色々な数字の羅列やらが書かれた紙をもらい、
それっぽいものが入りそうな場所を見つけ、
兎に角入れてみる。
そんなことでつながれば苦労はないわけで、
当時のPowerBook520cは
なかなか言う事を聞いてくれませんでした。
(じゃなくて、私が使えていませんでした)

それでも、
基本的にそういうモノが好きなので、
というか大好きなので、
繰り返しトライしているうちになんとか繋がり、
インターネットというものに触れました。

そんな人間に
「学部のWebサイトが必要!」という指示が
舞い降りてきました。

HTMLとの出会いです。

HTMLとの出会い