2012年1月11日水曜日

『自己を見つめるデザイン』

 常に最新のモノを



私が受けてきたデザインに関する講義は、
常にその時の最新のニュースを学ぶことができる、
まさにメディアでした。
講義がメディア、というのは、
違和感を覚える表現かも知れませんが、
私が受けて続けてきたものは、
そうだったと感じています。

講義の中に常に最新の情報を含む、
そんなことを考えながら発進されている方は、
一体どの程度いらっしゃるのでしょうか。
学問とは昔から変わらないモノを伝えるもの、
という考えを否定するモノではありません。

今、自分が学んでいるモノが、
実際の世界とはどのようにリンクしているのか、
今、自分が学んでいるモノは、
実際の世界ではどこまで進んでいるのか、
今、自分が学んでいるモノが、
実際の世界ではどういう自体になっているのか、

常に「今」を意識しながら学生に伝えていく、
それこそが私が学んで来たデザインの講義でした。
私はある講義を何年も繰り返し受講してきました。
それが毎年同じだと感じることは、
一度もありませんでした。
同様の内容を伝えることは勿論あります。
言葉の定義など、不変な事柄は勿論あります。
しかし、それを取り巻く情報は常に最新でした。

自分は、
「今」、
「何処で」、
「誰に」、
「何を」、
「どのように」、
伝えなければいけないのか。

常にそのことを考えながら講義をするという方法論を、
自分は経験を通して知っていたと気付かされました。