『自己を見つめるデザイン』

 求めているモノを見失わない


考えてみると、
何もかけっこをしているわけではないので、
「どれだけ早いか!」ということは、
別な問題です。
時間的なモノに限って言えば、大切なことは、
そのコミュニケーション・ツールが、
求めている速度を実現できているか、
ということです。

そのことを置き去りにしてしまうと、
スペックばかりが先行してしまいます。
ウェブの閲覧速度などは、
速くなることで、
より大きな情報量を運ぶことができるようになり、
(速度の向上と同時に送れる量、の両方が関係していますが)
それに合わせてサービス、
つまり、言い換えればコミュニケーションの方法も、
より大きな情報量を活用したモノへと変わっていきました。

メールなどは大変軽いデータですが、
ムービーデータや、
最近では、Ustreamなどのリアルタイムの映像データなど、
データは重くなる一方です。

以前も書いたように、
contentsとcontextの双方が、
両輪と成ってコミュニケーションのための環境を、
変えて言っていると言えます。

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