『自己を見つめるデザイン』

 その地で生きるための時間


今日も雪は降り続いています。
実家の山形では、
雷を聞きながら、雪を見ることは
なかったように思います。
何か不思議な感じです。

先日まで時間のことを記していました。
メールや電話などの、
即時的コミュニケーションツールにおける、
微少な遅延によるストレスについて書いていましたが、
今、生活している場所では、
また、違う時間が存在しています。
例えば、雪掻きの時間や、
車をゆっくり運転する時間。
雪のない生活では全く必要のない時間ですが、
ここでは、生きていくために必要な時間です。
そう考えると、雪が降る場所に住んでいる人だけが、
時間をロスしているようにも思えますが、
逆に言えば、
雪のない場所では、雪のある場所とは違った、
必要なことがあるのかも知れません。

全てが±0でバランスがとれているとは思いませんが、
どんなに時間がかかることでも、
その土地で必要なことをきちんと行うことは、
その地に生きる者として、
大切なコトなのだと感じます。

このブログの人気の投稿

『命と向き合うデザイン』 

 "形而上と形而下"

Method: IMRADとは何か。何がIMRADか。

風で飛ばない秋桜