『自己を見つめるデザイン』

 価値あるできそうなこと


「できそうなこと」をすれば、
想像と創造のギャップを埋めることができる。

この「できそうなこと」も、
例えばデザインで言うならば、
経験や知識が豊富なデザイナーが考える
「できそうなこと」であれば、
多くの場合、新規性を持っており、
非常に飛躍的な創造性が望めます。
そのため、
安全策というような案であっても、
優れたデザイナーが考えた案は、
社会的に大きな価値を持っていると言えます。
ただ、
デザイナー本人にとっては
あくまでも安全策なので、
多くの場合、苦肉の策と言えるものかも知れませんが。

では、優れたデザイナー以外の場合はどうでしょうか。
つまり、優れたデザイナーと呼ばれる人は、
ごくごく僅かな限られた人達です。
それ以外の多くの人達は、
新規性に乏しい「できそうなこと」しか、
想像して創造できないコトになります。
それではなかなか良い製品を商品化できません。

このブログの人気の投稿

『命と向き合うデザイン』 

 "形而上と形而下"

Method: IMRADとは何か。何がIMRADか。

風で飛ばない秋桜