2015年4月29日水曜日

『Consilience Design』   

 辞書に載る、とは



言葉が辞書に載る、とは、どういう基準で決まるのでしょう。
以前、気になって調べたことがありますが、
これがまた、びっくりするくらい、
感覚的、なものでした。

簡単にいってしまえば、
各辞書の編集部の皆さんの裁量次第、ということです。
新しく言葉が掲載されるためには、
現在は載っていない、は勿論のこととして、
世の中に如何に「定着」しているか、
ということが重要とのこと。
つまり、一過性のモノではダメ、ということになりますが、
この判断、なかなか難しいと思われます。

と、いうのも、一度辞書に載った言葉は消さない、
という暗黙のルール?があるらしく、
一度の流行語大賞を取っただけの言葉は
載るのに相応しくないと判断されるそうです。

なぜ、消さないかと言えば、
後日、昔使われていたけど今は使われなくなった言葉、
を辞書で引こうとして出てこないと困るからです。

そう考えてみると、社会的に発言力がある人が、
ある言葉をマニフェストとして掲げ、
数年間に渡ってその言葉を使い続け、
一般市民にも定着すれば、辞書に載るようになるのかも知れません。

記号学的に特別な意味がありますが、
その決定は、意外と人の感覚的なものに委ねられているようです。