2015年5月11日月曜日

『Consilience Design』   

 Gemeinschaft



私の出身地は山形県です。
その中の上山市、という小さな市に、
実家があります。

血縁に基づく家族、
地域に基づく村落、
友愛に基づく都市、などが、
Ferdinand Tönniesによって考えられた共同社会です。

Gemeinschaftとは、ゲマインシャフト、
共同社会とも訳される概念です。
デザインとゲマインシャフトの関係は、
モノづくり、という考えに戻ってみれば、
その雰囲気を感じ取ることができるように思います。

多くのモノは、必要があって生み出されます。
例えば、
その場所で使われる。
その人が使う。
その関係の中で意味を持つ、など、
ある共同社会の中において、必要性を持って生み出されます。

刃物を使う必要がないのに、
刃物はつくられません。
この「使う」には、販売することも含まれます。
場所なり人なり関係性なり、
元々はそういったモノとの関わりの中で生まれてきたモノ。
それを忘れてはいけないのだと感じます。