『memorandum』     

 回向



「回向」という言葉、
知ってはいましたが、意味を考えたことはありませんでした。

自ら修めた功徳を自らの悟りのために、
または他者の利益のためにめぐらすこと。

廻向とも書いて、
元々のサンスクリット語(梵語)では、
Pariṇāmanā(パリナーマナー)
と言うそうです。

本来、功徳を積む、つまり良い行いをすることは、
自分のため、と考えますが、
仏教にある「一切皆空」の考えによって、
自らの善行は他者へ振りまくことができることになるそうです。

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